【白地(しろち)】
白地(しろち)
不動産における、白地(しろち:※不動産用語以外にも白地は生地(きじ)の意味としても用いられます。)とは、公図の上で地番が付されていない国有地のことを「白地」といいます。
白地の多くは道路になりますが、中には土手や資材置場など、市町村が把握・管理していない国有地もあります。
白地は管理されていない国有地になるため、長年月のうちに隣接する民有地に取り込まれてしまった形となり、民間建物の敷地になっている場合も少なくはありません。
それが原因で不動産取引にあたって白地の存在が問題になるケースもあります。
売買の対象となる土地に白地が含まれている場合には、白地は国有地であることを念頭に、売買取引の前に、市町村に対して国有地払い下げの手続きを申請する必要があることを理解しておく必要があります。