【準耐火構造】
準耐火構造
準耐火構造とは、耐火構造に準ずる構造のことで、通常の火災が終了するまでの間、建物の倒壊および延焼を防止するのに必要な性能(近隣の火災が燃え移ってくるのを防ぐことに加えて、万が一出火した場合でも、一定の時間近隣へ燃え移るのを食い止めること)を考慮した構造のことです。
主に、建築物の主要構造部(壁・柱・床・はり・屋根・階段)に適用されます。
箇所により30分、45分準耐火構造(建築基準法施行令第107条の2)が定められています。
又、建物用途、階数により耐火構造を必要としない場合(法27条1項但し書き、令第115条の2の2)1時間の耐火性能基準があり通常の耐火性能とは異なることから1時間準耐火構造と呼ばれています。