【軸組配置の1/4分割法】
軸組配置の1/4分割法
軸組配置の1/4分割法とは、平成12年の改正建築基準法で導入された、小規模な木造住宅等を対象とする、各階の壁量バランスを検証する手法の事をさします。
具体的には、各階の平面図において、タテ(張り間方向)、ヨコ(けた行き方向)双方の、両端の1/4のスペースに存在する壁量(耐力壁の長さ)のバランスを計算し、耐震性を検証します。
「壁量充足率」という数値で測ります。
建物の外周部(平面的に建物の1/4にあたる外周部)の「壁量充足率」(=存在壁量/必要壁量)を測定し、相対する両端の「壁量充足率」(=小さい方/大きい方)が0.5以上である必要があります。
均等である(1に近づく)ほど、建物が全体的に釣り合いが良く、耐力壁のバランスがとれた安全な建物であると判定できます。