【軽震】
軽震
軽震とはもとの震度階級の一つで震度「2」に相当する微弱の地震のことです。
多くの人が揺れを感じますが、ドアや障子がわずかに動くのがわかる程度の地震なので大きく不安はありません。
震度は、地震の揺れの程度を表す数値で従来は気象庁が地震の体感や被害状況などから決めていましたが、その際に使われていた震度階級表には、軽震を含む無感~激震まで8つの階級での表記でした。
しかし、度重なる日本における大地震を踏まえ、1996年10月から計測震度計を用いるように改められ、震度階級は10段階に細分化するとともに、強震や軽震といった名称は廃止されました。