請負契約

請負契約とは当事者の一方（請負人）がある仕事を完成することを約し、相手方（注文者）がその仕事の結果に対して報酬を与えることを約束することで成立する契約手法のことをいいます。

報酬の支払いと仕事の完成が対価的な関係でなるのが基本とされています。

請負側は仕事を完成する目的が果たされれば、請け負った仕事を下請けに出すなどしても問題には取られませんが、あくまでも仕事の完成が契約事項となっているため、完成しなかった場合は債務不履行となり相応の責任を負うこととなります。

請負契約例として、道路建設・橋梁建設・家屋建築・洋服の仕立て、車両や船舶の製作をはじめとする有形の案件や、無形となる音楽演奏・清掃・公演・シナリオ制作等などがあります。