コラム マンションのリノベーションで特に気を付けないといけない『騒音』
マンションのリノベーションやリフォームをする際、騒音が心配・・・とお思いの方は多いのではないでしょうか?
どうしてもマンションとなると集合住宅となりますので、多くの世帯が同じ建物に居住します。
戸建てのリノベーションやリフォームに比べるとマンションなどは騒音、振動などが響きやすく、トラブルの原因になるということも・・・。
今回はそういったマンションリノベーションをする際にそういったトラブルを事前に回避する対処方法を詳しく解説します。
必ず近隣住民の方々や上下階住民、マンション管理人に事前告知するようにしましょう。
リノベーション時の工事に伴う騒音は近隣トラブルへの引き金になりかねません。
工事中はどうしても音が出てしまうものなので、工事が始まる前にマンションの管理人はもちろんのこと、隣の部屋だけでなく上下階の住民にもご挨拶に伺い、「事前告知」をしておく必要があるでしょう。
事前にいつリノベーションをするのかを事前に知らせておくことでお近所様もそれに応じて対処や心構えができ、トラブルを最小限に抑えることができると思います。
昼間だから大丈夫だろうという予測でいて工事をそのまま進めてしまうと、例えば小さなお子様がいたり、夜勤の仕事で昼間は寝ている方からすれば大きくストレスを感じさせてしまいかねません。
ですので「事前告知」は必ずしておくように心がけましょう。
事前告知のタイミング。
事前告知をするタイミングですが、やはり急にされると困る方も多いのではないでしょうか。
突然1週間前くらいに「リノベーション工事をするのでうるさくなるかもしれません」と通告されても近隣住民からすれば「急すぎる」と感じたり「非常識」と感じる可能性は高いです。
ただでさえイレギュラーな事でその人たちにとってはストレスの種になる行為です。
そんな不満を最小限に抑えるなら最低でも1か月前、慎重な方は4か月前から告知しておくと無難であるといえるでしょう。
ただ前すぎて一回こっきりだとつい近隣住民様も忘れてしまう場合もあります。
近隣様が「聞いていたのは確かだが、突然工事が始まってしまった」という事態に陥れば結果的にストレスになってしまいます。
ですので告知は1回ではなく複数回に分けてするとよいと思います。
マンションリノベーション業者の工事中のマナーを考えた業者選びを。
騒音への配慮ですが、いくら事前告知をしていたとしてもそれを依頼した業者の工事中のマナーなども騒音トラブルの原因になります。
やはり工事を受け持つのは業者であって居住者様がそこに現場監督のように常に張り付いてみていることは出来ません。
ですので信頼でき且つ近隣への配慮が出来る施工管理業者への委託も重要となります。
ちょっとした気遣いですが、窓を閉めて作業する配慮などの気づきがあれば騒音を少しでも減らす事は出来るでしょう。
そこは業者がそういったトラブルと直面する事を想定した配慮が出来るかどうかがカギになるでしょう。
またそこに住む人ではなく、やはり人と人ですので、工事期間中、近隣様とすれ違ったり、会うケースがあれば一言『ご迷惑おかけしております』等、声がかけられる業者ですと、近隣の心象も違うでしょう。
贈り物も用意しておくと◎
いくら配慮を重ねても居住者様のリノベーションが原因で騒音によって迷惑をかけてしまう事に変わりがありません。
こちらは「工事なんだから仕方がない」、「お互い様なんだから」と、タガをくくっていても、長く拠点を共有する近隣住民様ですので、やはり出来る限り心象はよくしておきたいですよね。
そういう場合には、お隣さんや上下階に近隣様へ贈り物をして、リノベーションへの協力をしてくれた理解に対する感謝の気持ちを伝えると心象も随分と違うでしょう。
[記事]田中 義人
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