コラム “土間”を取り入れるという発想
最近注目されているものの1つが、“土間”を取り入れるというリノベーションです。
土間があることで古風な色合いを出す一方、使い方は様々で自転車などが置いてあったり、サーフィンやスノーボード、自慢のアウトドアギアをディスプレイしながら収納したり、植物を沢山育てたりと「土間」の活用方法は様々。
今回は、そんな土間を取り入れるリノベーションについてご紹介します。
土間とはどんなスペース?
土間とは住居における玄関内の部分で、使い方が決められていないフリースペースで靴を履いたまま歩き回れる空間を指します。
かつての日本家屋において、土間は農作業の道具修繕、保管場所であったり、汚れを気にせず使える空間であり、昔の家では炊事場や作業場としても使われていました。
土間の活用方法として収納スペースなどでも使える
土間は収納スペースとしての役割を果たします。
玄関脇に収納スペースがあると、外から大きなものを運ぶ際などに役立ちます。
例えば自転車など、外でから持ち帰るものも床の汚れを心配する必要もなく土間に置くことができます。
特に高級な自転車などは玄関のなかに置くことで、車体のサビや盗難防止にもつながる利点があります。
リノベーションで土間を作る
リノベーションでは用途に合った土間を作れます。
この土間を広く取ると、アウトドア用品やベビーカーなんかも置きやすくなります。
また、花粉症の方にも安心できるようにコートなども入口にかけたり使い方は様々あります。
趣味の自転車を整備をしたり、サーフボードをメンテナンスしたり、キャンプから帰ってきた時にお手入れをしたり、アトリエとして使ったり…土間がある事でかなり幅広い趣味に対応できます。
冬場の土間は床も冷たく寒くなりそう・・・という印象をお持ちかもしれませんが、リノベーションで断熱材を入れた壁にすることで快適さを保つことができます。
デザイン性を押し出してコンクリートむき出しのインダストリアルデザインに仕上げにすることで、オシャレな空間を演出できます。
ここ最近ではマンションのように庭がない住居の場合などでは、土間は重宝されるケースが増えてきており弊社でもそういったご相談を多く受けております。
まずはお客様の生活スタイルをお聞かせください。
その生活スタイルによっては土間のある生活がお客様にマストな提案になるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
[記事]田中 義人
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