コラム 『二世帯住宅化』とは
「親元を出ていた子供が結婚して実家にもどって両親と同居する」というケースが近年、増えているようです。
世間では核家族化が言われて久しいので、ちょっと意外ですね。
思えば消費税も上がりましたし、物価も上がっています。
「東京都内の物価は、世界の都市の中で3番目に高い」「世界で4番目に生活費がかかる」
と言われていますから、地方から都会に出てきた人も、地方の実家に戻ってきた方が生活コストが抑えられて合理的なのかもしれません。
さて、親元に戻ってくるのはご両親にとって嬉しいケースが多いでしょうが、結婚や出産で家族が増えていたら元のままの住まいでは何かと不便に感じることもあるでしょう。
そこでリノベーションによって、もともとの住まいを『二世帯住宅化』するのがひとつの手です。
どのように暮らすかによってリノベーションの内容も費用も異なる。
『二世帯住宅化』と一言で言っても、完全に生活スペースを一緒にするケースもありますし、部分的に生活スペースを一緒にするケースもありえます。
どのように暮らすかによって、リノベーションの内容も工事費用も大きくかわってきます。
生活スペースを分ける場合は、玄関・水回りなどを増やす必要がありますし、同居する場合でも一部の増築が必要になるケースは多いものです。
事前にご両親とともにしっかり話し合っておくことが大事です。
また、ローンを組む場合はどのようなローンを組むかも要検討事項です。
親子でローンを組む場合は、『親子リレーローン』がおすすめ
親子でローンを組む場合は、『親子リレーローン』という方法もあります。
どんなローンかといえば、親子でひとつのローンを申し込み、二世代にわたってローンの返済をしていくものです。
単独でローンを借りる場合よりも借入れられる額が大きくなり、月々の返済額が少なくなるという特徴があります。
また、似たようなローンに、『親子ペアローン』というローン制度もあります。
どんなローンかといえば、親と子でひとつずつローンを組んで、それぞれが返していくローンです。
リレーローンが1つのローンを組むのに対して、ペアローンでは2つのローンを組む点が異なります。
リノベーション自体の内容だけでなく、こうしたローン制度もしっかりと検討した上で、二世帯住宅のためのリノベーションを行って欲しいと思います。
実際にどんなリノベーションが可能なのか、どれくらいの費用がかかるのかは、ほとんどの場合、個別でしか判断できません。
しっかりとリノベーション業者さんに相談をして検討してみてください。
姫路周辺ならぜひとも弊社まで無料相談にお越しくださいませ。
[記事]田中 義人
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